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2021.05.06
Googleキーワードプランナーとは、Google広告に付随するキーワード調査・キーワード選定を支援する無料運用ツールです。
検索ボリュームをチェックできるなど、非常に優秀な無料ツールです。
どのキーワードがどれくらい検索されているか、どれくらいのクリック単価相場なのかが分かり、キーワードを選定するのに役立ちます。
今回はGoogleキーワードプランナーの使い方を解説します。使い方などを詳しく解説するので参考にしてください。
キーワードプランナーは、キーワード別に1ヶ月の検索数の確認やその推移を把握することが可能です。また、広告配信のための入札単価を調べることも可能です。
・対象キーワードの想定月間検索ボリューム
・関連キーワードを新たに発見する
など、Googleに蓄積された独自データに基づいて、上記に付随する過去の傾向などを知ることができ、Google広告に掲載をするための試算で役立つツールです。
ただ検索ボリュームを知ることができるだけではなく、トラフィックの見積もりデータも取得できます。
入札単価や予算を入力すると、その額からキーワードの予想クリック数やインプレッション数を判断して表示してくれます。
Googleキーワードプランナーの主な機能には「新しいキーワードを見つける」と「検索のボリュームと予測のデータを確認する」があります。
以下では、キーワードプランナーで調べることができる基本的なデータをご紹介いたします。
月間平均検索ボリューム
Googleの検索エンジンにおける月間検索ボリュームを調べることができます。前月から過去12ヶ月の対象キーワードの検索ボリューム推移も見ることができます。また、全体の検索ボリュームだけでなく、モバイルのみの検索ボリュームの推移も確認できます。
競合性
対象のキーワードの競合の程度が高・中・低の3段階で表示されます。データが十分でない場合は(ー)が表示されます。
対象のキーワードに入札している広告主の数とGoogle の全キーワードに入札している広告主の数を相対的に比較して決定される指標です。
ページ上部に掲載された広告の入札単価(低額帯・高額帯)
過去に対象のキーワードでページ上部に広告を表示した広告主の単価実績のうち、低い範囲の単価・高い範囲の単価がそれぞれ表示されます。
関連キーワードの発見
入力したキーワードに関連しているキーワードを調べることができます。下記のようにGoogleが「関連性が高い順」にて関連キーワードを提示してくれます。キーワードだけなく各キーワードの「月間平均検索ボリューム」「競合性」なども調べることができます。
Googleキーワードプランナーの具体的な活用方法については、SEOに活用する方法もありますが、今回は主にリスティングに特化した形で活用方法をご紹介します。
広告出稿の際に、キーワード収集を行う
広告を出稿する際には、キーワードの収集が欠かせません。
自社の商品(商材)に関連するキーワードで検索ボリュームや、競合性を調査し、リスティング広告で出稿すべきか否かの決めるのに役立ちます。
また、出稿するか検討中の自社のWebサイトのURLを指定すれば、サイトに関連したキーワードが出てくるため、その情報も非常に参考になります。
配信シミュレーションを作成する
「検索のボリュームと予測のデータを確認する」では、リスティング広告を配信する際の配信シミュレーションの作成が可能です。Googleキーワードプランナーで集めたキーワード候補を「検索のボリュームと予測のデータを確認する」に追加して上限のクリック単価を設定すれば、具体的な配信シミュレーションが行えます。
代表的なツールとしては、以下があげられます。
キーワードサジェストツール
goodkeyword(現在ラッコキーワードに移管)などが有名です
https://related-keywords.com/
<参考;ラッコキーワード画面>
キーワードファインダー
https://keywordfinder.jp/
Keyword Tool
https://keywordtool.io/
Google トレンド
Google Analytics
Search Console
こちらについては、一部ツールは以下記事でご紹介しておりますので、他のツールもご興味ある方は是非ご覧ください。
参照;【初心者必見】リスティング広告のキーワード選定に使えるツール4選
https://www.light-marketing.jp/archive/391
いかがでしたでしょうか?
今回はGoogle広告に出稿する際に便利なキーワードの調査ツール“Googleキーワードプランナー”の使い方について、キーワード選定方法や検索数の調べ方と合わせて詳しくご説明しました。
自社の強みや特徴をもとに現状を踏まえた上で、戦略的なキーワード選定や運用計画を立てることが重要です。
Google広告出稿の際には、必ず活用できるツールですので、あまり試されたない方も、この機会に是非ご活用することをオススメします。