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2024.06.28
Microsoft広告にはGoogle広告やYahoo!広告にはない独自の広告表示オプションがいくつか存在します。
その中の1つに「行動喚起(CTA)表示オプション」というものがあるのはご存知でしょうか。※以下、行動喚起表示オプション
これは、検索広告の右側に行動喚起(CTA)を促すボタンを表示させることのできる機能のことです。更にCTAボタンにはURLを添付することができ、指定のURLにユーザーを直接遷移させることができます。
そこで今回はMicrosoft広告独自の広告表示オプションの中から「行動喚起(CTA)表示オプション」の特徴から設定方法までをご紹介します!
また、別の記事では、同じくMicrosoft広告独自の広告表示オプションである「フィルターリンク表示オプション」についてまとめた記事もあるので、同じく設定を検討している方や機能について知りたい方は是非こちらもご覧ください。
LIGHT Marketing Blog:【Microsoft広告】フィルターリンク表示オプションの設定方法について解説
https://www.light-marketing.jp/archive/3142
行動喚起表示オプションはMicrosoft広告独自の新しい広告表示オプション機能であり、文字通りボタンを表示させることでユーザーに次の行動を促すためのオプションになります。
遷移させたいページを指定することができるため、例えば期間限定のキャンペーンを行っている場合に、行動喚起表示オプションのボタンを押すことでキャンペーンページに直接ユーザーを遷移させることが可能となります。
表示位置も検索結果画面の自社の広告の右側にボタンが表示がされる仕様となっているため、視認性の向上が期待でき、クリック率やその先のコンバージョン率の向上が期待できます。
掲載イメージ
設定の基本情報やルールの詳細は以下のヘルプページにも記載があるので、ご確認下さい。
Microsoft Advertising:アクション拡張機能: アクション拡張機能を使用してアクション呼び出しボタンを追加する
https://help.ads.microsoft.com/#apex/ads/ja/60034/1
行動喚起表示オプションの設定には以下3つの項目があります。
●言語
言語は日本を含む全41ヵ国語の中から選択できます。
●アクションテキスト
ボタンに表示されるテキストです。こちらは言語によって選択できるアクションテキストが若干異なります。
●最終ページURL
ボタンを押した際に遷移させるリンク先のURLです。
この中の「アクションテキスト」ですが、現在日本語で対応していて、選択できるテキストは以下になります。
これらの中から、ボタンに設定する遷移先のURLにふさわしいテキストを選択します。
続いて設定方法の手順を解説していきます。
1.管理画面左のメニューバーより「広告と表示オプション」を選択して「広告表示オプション」を選択
2.広告表示オプションの一覧から「行動喚起(CTA)表示オプション」を選択
3.「+行動喚起(CTA)表示オプションを新規追加」を選択すると、右に追加に必要な項目が出てくるので、必要情報を追加して「保存」
最後に保存したフィルターリンク表示オプションを設定する階層を選択して、設定完了となります。
行動喚起表示オプションはフィルターリンク表示オプションの設定は「アカウント・キャンペーン・広告グループ」の3つの階層別でそれぞれ設定することができます。
いかがでしたでしょうか。
行動喚起表示オプションは、Microsoft広告独自の広告表示オプションであり、広告のパフォーマンスを向上させるための重要なオプションの1つと言えます。「クーポンを取得」や「ダウンロード」など、通常のレスポンシブ検索広告の飛び先とは別のページの訴求が出来るため、コンバージョン率の向上も見込めます。
今回ご紹介した設定方法を参考に、ぜひ行動喚起表示オプションを活用してみてください。