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2024.06.05
Microsoft広告にはGoogle広告やYahoo!広告にはない独自の広告表示オプションがいくつか存在します。
その中の1つに「フィルターリンク表示オプション」というものがあるのはご存知でしょうか。
これは、特定の商品カテゴリやサービスに対し、個別でリンクを設定することができる広告表示オプションとなっています。
そこで今回はMicrosoft広告独自の広告表示オプションの中から「フィルターリンク表示オプション」の特徴から設定方法までをご紹介します!
フィルターリンク表示オプションはMicrosoft広告独自の新しい広告表示オプション機能であり、広告主が特定の商品カテゴリやサービスのリンクを広告に追加することができます。
この機能により、ユーザーは広告内から直接関連するカテゴリにアクセスすることができ、広告のクリック率やコンバージョン率を向上させることが期待できます。
たとえば、オンラインショップで複数の商品カテゴリを扱っている場合、ユーザーが興味のあるカテゴリに直接移動できるようにリンクを設定することで、利便性が向上します。
掲載イメージ
似たような機能だとGoogleやYahoo!にも存在する「構造化スニペット表示オプション」(※Yahoo!はカテゴリ補足)が挙げられますが、フィルターリンク表示オプションにはリンクが付いているので、ここが大きな違いとなっています。
設定の基本情報やルールですが、詳しくは以下のヘルプページにも記載があるので、ご確認下さい。
Microsoft Advertising:フィルター リンク拡張機能: クリック可能な製品または機能のカテゴリを追加する
https://help.ads.microsoft.com/apex/index/3/ja/60062
フィルターリンク表示オプションの設定には以下3つの項目があります。
●ヘッダー
言語と広告で強調表示したい商品やサービスのカテゴリを選択します。
●値
広告に表示されるテキストです。ユーザーがクリックするリンク部分を設定します。
●最終ページURL
値で設定したテキストからユーザーを遷移させるリンク先のURLです。
この中の「ヘッダー」で商品やサービスのカテゴリを選択する必要がありますが、選択できる項目は以下になります。
これらの中から、値に設定する内容にふさわしいヘッダーを選択します。
続いて設定方法の手順を解説していきます。
1.管理画面左のメニューバーより「広告と表示オプション」を選択して「広告表示アオプション」を選択
2.広告表示オプションの一覧から「フィルターリンク表示オプション」を選択
3.「+フィルターリンク表示オプションを追加する」を選択すると右に追加に必要な項目が出てくるので、必要情報を追加して「保存」
最後に保存したフィルターリンク表示オプションを設定する階層を選択して、設定完了となります。
フィルターリンク表示オプションの設定は「アカウント・キャンペーン・広告グループ」の3つの階層別でそれぞれ設定することができます。
いかがでしたでしょうか。
フィルターリンク表示オプションは、Microsoft広告独自の広告表示オプションであり、広告のパフォーマンスを向上させるための重要なオプションの1つと言えます。ユーザーにとってより有益な情報を提供し、直接誘導を促すことでクリック率やコンバージョン率の向上が期待できます。
今回ご紹介した設定方法を参考に、ぜひフィルターリンク表示オプションを活用してみてください。