Webマーケティング全般
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2024.03.21
広告運用を行う中で代理店の運用担当者は常に便利なツールや方法を追い求めています。
私もその中の一人で、時間の短縮、業務効率化、ミスの軽減のために便利なツールやサイトを見つけてはトライアンドエラーを繰り返しています。
今回はそんな私が選ぶ、細かい部分ではありますが便利でよく活用するツールやサイトを7選ご紹介します。
URLエンコード・デコードツール konisimple tool
https://tool.konisimple.net/text/urlencode_urldecode
今更感がありますが、URLエンコード・デコードツールは個人的には結構重要かと思っておりますので、精度の高いツールの活用をおすすめしております。
私は過去に精度の低いツールを使って日本語のパラメータがしっかりと反応しなかった苦い経験があります。
こちらのツールではそのような心配はなくキレイに反映してくれるので、非常に重宝しております。
エンコードもデコードもシンプルで使いやすい点も◎です。
TAGATAME TEXT OVERLAY EDITOR
https://taga-tame.com/overlay/
こちらはタガタメさんが提供しているツールですが、バナー内の文字数の割合を測定してくれるツールです。
媒体にもよりますが、バナー内のテキスト割合が20%ルールなど規定がある場合によく活用しています。
使い方もバナーをドラッグ&ドロップですぐ測定できます。
バナー作成途中はもちろん、納品後のバナーも入稿前に確認できるので、便利です。
他の様々なツールも試しましたが、精度も高いのでおすすめです。
Insight Journey
https://insight-journey.web.app/
「ターゲット」と「悩み」の2つを入力するだけで、ターゲットに関する様々な仮説や、より深く知るための質問事項なども提供してくれます。
たった2つを入力するだけで上記項目が事細かに表示されます。
ペルソナ設計が言語化できない場合や、ペルソナの課題、ペルソナに刺さるキャッチコピーやワードなど多数でてくるため、活用シーンは様々かと思います。
これまで、属人的だったペルソナ設計や顧客理解へかかる想定工数を大幅に削減できるため、個人的には最近よく活用するツールです。
マーケティングに関わる方であれば一度はご活用されることをおすすめします!
提案書のパワポ作成でデザインに困ったことはありませんか?
イルシルはAI搭載スライド自動生成サービスとして有名なサービスですが、私はちょっと違う活用の仕方をしていて、上記のようにある程度伝えたい内容を文章で打つと、ある程度のデザインテンプレートが表示されます。
このデザインテンプレートが非常に便利です!
<デザインテンプレート例>
デザインテンプレートだけであれば、Canvaで十分ですが、イルシルのいいところは、伝えたいメッセージにあわせてデザインテンプレートを提案してくれるため、具体性が格段にあがります。
イルシルとCanvaを組み合わせることにより、以前に比べてパワポのデザインに迷うことは少なくなりました。
参考;Canva
マーケティングに関わる方であれば、提案資料や報告資料でパワポを活用することが多いと思いますので、是非活用してみてください。
Diff(テキスト比較ツール)
https://tool-taro.com/diff/
2つのテキストを完全一致するか否かを調べるツールです。
主にタグチェックで活用すると便利です。
タグは、スペースや改行ひとつ違うと反応しないことがあります。
サイトやGTMに貼り付けたタグと、媒体側から提供されているタグが一致しているか目視で確認はヌケモレがおきやすいので、このツールを活用すると便利かと思います。
Banner Matome
http://bannermatome.com/
言わずと知れた有名サイトです。
クリエイティブのイメージの共有にはサンプルを出すよりも、こちらのサイトでイメージ共有してしまうのが一番早いと個人的には感じております。
様々な業界や、商材のデザインパターンがあるので、先にイメージ共有しておけば新規のクリエイティブ作成も認識齟齬が起こらないため、作成したあとに「全然違います。。」ということが起こりにくくなると思います。
SHA2/SHA1/MD5ハッシュ生成(Hash Generator)
https://tool-taro.com/hash/
cookie規制が厳しくなってきた昨今、ファーストパーティデータが広告配信において非常に重要になってきています。
しかし、顧客のメールアドレスや電話番号などを媒体に送るという行為は万が一の流出も考えるとリスクを感じてしまうことでもあります。
その際には、ハッシュ化を活用するケースが多いかと思います。
ハッシュ化はインターネット上で安全にデータを保管・通信するために開発された技術の一つです。
ハッシュ化は不可逆であるため、生成されたハッシュ値から元データを割り出すのは技術的に非常に困難とされています。
Google広告などの媒体側でも顧客のメールアドレスや電話番号などを送る際にはハッシュ化したデータを推奨しておりますので、ハッシュ化ツールは積極的に活用していきましょう。
上記ツールは文字コード、方式も簡単に選択できるシンプルなツールのため媒体規定のハッシュ化に沿って生成することができます。
個人情報は安全に取り扱って、広告配信に活用していきましょう!
いかがでしたでしょうか?
今回は、マーケティングに関わる方であれば一度は試していただきたいツールやサイトをご紹介しました。
劇的に変わることは少ないですが、「痒いところに手が届く」系のツールや使い方を工夫すれば大幅な業務改善や、日常業務のミス軽減にもつながるかと思います。
私自身も頻繁に活用しているツールをご紹介しているので、7つの内使ったことのないツールがあれば、一度試してみるのはいかがでしょうか。