Microsoft広告でUETタグやコンバージョン目標を設定する方法

Microsoft広告（Microsoft Advertising）とは、Microsoftの提供するサービスに広告を出稿できるサービスです。2022年5月以降、日本でも利用可能となり注目を集めています。

「Microsoft広告」については以下の記事をご参照ください。

Microsoft広告（マイクロソフト広告）とは？特徴や仕様、出稿メリットなど基本をご紹介
https://www.light-marketing.jp/archive/2237

Microsoftの検索エンジンであるbingのシェアは拡大傾向にあり、これから新規開始する方も増えてくるかと思います。
しかし、新しい広告媒体のため、まだ情報が少なく、タグの設定も若干Google広告、Yahoo!広告と違うため、慣れない仕様に困っている広告運用者も多いのではないでしょうか。

今回は、Microsoft広告のタグ設置についてご紹介します。
※「Microsoft広告」は新しく提供されている広告媒体でありアップデートが多く、設定方法や管理画面がブログ公開時点と変化することがあるためご注意ください。

１．Microsoft広告のタグの種類

Microsoft広告には以下の2種類のタグがございます。

１．ユニバーサルイベントトラッキングタグ（UETタグ）
Web サイト上でのユーザーの行動を記録するタグで、取得した情報を Microsoft Advertisingに送信します。コンバージョントラッキング、オーディエンスターゲティングの活用に必須となります。

２．カスタムイベントタグ
Microsoft広告では、UETタグを設置すれば、URL条件の指定のみで、コンバージョントラッキングができる場合は、管理画面上で設定できるため、イベントタグは発行不要です。

URL条件の指定のみで設定できない場合や、GTMのトリガーで特殊なアクションを指定している場合などは、カスタムイベントタグを活用します。
※本記事ではUETタグのご紹介で、カスタムイベントタグは割愛しております。

２．UETタグの設定方法

ここからは、UETタグの発行方法と、設定方法についてご紹介します。
※以下手順は2023年5月時点の手順です。

①　管理画面の右上の「ツール」の中から「UET タグ」をクリック

②　「作成」を選択

③　UETタグ名を記入し、保存をクリック

④　タグの設置方法を選択します。
よく活用するのは、以下です。

・「自分でタグをインストールします」
こちらは、UETタグが表示されます。

・「Google タグマネージャを使用して追跡タグを自動的に追加する」
こちらは指示に従って進んでいければ、GTMに直接設定することができます。
※GTMのログインが必要です。
今回は、「自分でタグをインストールします」の手順でご紹介します。
「自分でタグをインストールします」を選択し、「次へ」をクリックします。