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PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)ってどんなツール?

2021.03.01

Googleが提供するPageSpeed Insights(ページスピードインサイト)というツールをご存じですか?

ページの表示速度を評価し、改善方法を教えてくれるGoogleの無料ツールです。リスティングの品質スコアの要素(ランディングページの利便性)やSEO実施時の検索順位のランク付けの要素にも「ページの表示速度」が含まれているため、PageSpeed Insightsを活用していくと良いでしょう。

今回は、PageSpeed Insightsとは何かについて解説します。

1.PageSpeed Insightsとは

PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)とは、Googleが無料で提供している分析ツールのことです。計測したいURLを入力することで、該当ページの表示速度などの改善方法を教えてくれるツールです。

基本的な機能については、Google公式サイトにて以下のように紹介されています。

※引用元:https://developers.google.com/speed/docs/insights/about?hl=ja

サイトの表示速度が遅いと、ユーザーの利便性に影響することはGoogleも公表しており、冒頭で述べたように、リスティング広告の品質スコアの要素である「ランディングページの利便性」であったりSEOの検索順位が下がる可能性もあるので、改善は非常に重要と言えます。

PageSpeed Insightsはどのように分析してくれるのか?

PageSpeed Insightsでは分析結果が点数で評価されます。このスコアは、全世界のWebページの速度を評価して付けられるもので、点数は0点~100点で評価され、点数に応じて3つの段階で分類されます。

※引用元:https://developers.google.com/speed/docs/insights/about?hl=ja

平均点数は60点以上と言われておりますので、最低でもこの点数はクリアし、更にGood層である80点以上のスコアを目指しましょう!

2.PageSpeed Insights使い方

次に、PageSpeed Insightsの使い方について解説します。

▼PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/

①まずはサイトにアクセス後、分析したいドメインを入力

分析中・・・

分析は30秒ほどで終わります。

終了したら、分析結果へ。

②分析結果はこのような形で表示されます。今回は実際に本サイトで分析を行いましたが、スコア93点でした。

PC、スマートフォン別でスコアが確認できますが、本サイトはスマートフォンが71点、PCは93点という結果でした。

昨今はスマートフォンユーザーが過半数以上を占めておりますので、Mediumスコアとはいえ、まだ改善が必要なようです。。

スクロールしていくと、今回の分析結果から改善できる項目が挙げられていました。

■最初のサーバー応答時間を速くしてください

■次世代フォーマットでの画像の配信

■レタリングを妨げるリソースの除外

以上のような形で、それぞれの改善方法を提示してくれます。

これらの改善項目を1つずつクリアすることによって、Googleの推奨している最良なサイトの構成に近づけることができます。

Test My Siteとの違いは?

PageSpeed Insightsと同じような機能を持つ無料ツールには、Test My Site(テストマイサイト)というツールがあります。

「違いが分からない」「どのように使い分ければいいの?」といった意見もWeb上にたくさんありますが、違いについては下記の記事にてまとめておりますので、こちらも是非参考にしてみてください。

▼~実は簡単!Test My Site(テストマイサイト)の活用方法を開設~
関連記事:https://www.light-marketing.jp/archive/649

3.まとめ

ページの表示速度はGoogleが以前から推奨している改善策になります。

PageSpeed Insightsは直近でリニューアルもされ、更に使いやすくなっているので、積極的に活用し、改善していきましょう。