Google広告

Yahoo広告

曜日・時間帯を指定して配信する方法とは

2021.01.28

リスティング広告は、基本的には24時間配信され続けます。しかし、商材・サービスによっては、成果の良い時間帯や悪い時間帯が出てくる場合があります。

今回は、そんな商材・サービスのリスティング広告に置いて、曜日・時間帯を指定して配信を行う方法をご紹介します。

1.曜日・時間帯指定のメリット

曜日・時間帯を指定して配信する一番のメリットは、無駄なコスト消費の防止になることです。例えば「深夜帯はクリックは多いがコンバージョンに繋がっていない」ことが分かれば、その時間帯の配信を停止することにより、コストの消費を抑えることができます。

また、クリニックなどの店舗系サービスの場合はお店の定休日、BtoB系サービスの場合は土日は営業時間外というように、それぞれ対応できない時間帯がある場合もあります。その時間帯にユーザーが問い合わせを行っても対応することができません。そうするとユーザーからの印象を悪くしてしまう可能性があり、競合へ流れてしまうことも考えられます。そのようなリスクをあらかじめ防ぐことができます。

2.曜日・時間帯設定の設定方法

次に、曜日・時間帯の設定方法をGoogle広告、Yahoo!広告でそれぞれご紹介します。

今回はあるクリニックでの例を挙げます。月曜日が定休日なので月曜日の配信を停止。火曜~金曜は営業時間の午前10:00~午後19:00、土曜~日曜は12:00~19:00の曜日・時間帯のみ広告が配信される設定を実際に行ってみます。

Google広告

1.管理画面の「広告のスケジュール」から「広告のスケジュールを編集」を選択

2.編集画面から曜日と時間を設定して「保存」すれば完了

時間帯の設定については、右側の時間帯の部分から配信開始時刻と終了時刻の設定を行うことで、時間帯通りの配信設定が行われます。時間帯は15分間隔で設定が可能です。

Yahoo!広告

1.管理画面の「ターゲティング」から「曜日・時間帯」を選択

2.編集画面から曜日と時間を設定して「適用」すれば完了

以上の設定により、曜日・時間帯を指定して配信を行うことが可能です。

また、Google広告、Yahoo!広告ともに曜日・時間帯別でも「入札単価調整」を行うことも可能です。状況に応じて使い分け、効率の良い広告配信方法を見つけ出しましょう。

3.まとめ

適切な時間帯設定を行うことにより、無駄なコストを削減でき、結果としてCPAの改善が見込めるでしょう。しかし、本来獲得できるはずの時間帯を除外してしまうと、機会損失に繋がる可能性もあります。

まずは通常配信を行い、一定期間の経過後に曜日・時間帯別でデータを確認し、必要に応じて配信設定を変更してみてはいかがでしょうか。