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【初心者必見】リスティング広告の地域別に広告を配信をする方法とは

2020.12.10

リスティング広告において、広告をどの地域に配信するかは重要な課題の1つでしょう。

実店舗への集客が目的である場合や来店可能なエリアが決まっているようなビジネスの場合には、配信地域の設定は必須項目です。

また、テストとして「○○の地域に広告を配信したい」反対に「この地域には広告を出したくない」などの設定を行うことも可能なので、対象エリアが決まっている場合にリスティング広告を利用する場合は、その機能を把握しておくことが必要です。

そこで今回は、リスティング広告における地域別に広告を配信する方法について解説していきます。

1.地域ターゲティングでできること

地域をどのくらいまで絞り込めるのかというのは、国はもちろんのこと、都道府県レベル、市区町村レベルまで絞り込みが可能です。※Yahoo!は都道府県レベル、市区町村レベル

Google広告については、特定の地点を中心として一定の範囲内に配信地域を設定することも可能です。例えば、○○駅から半径○○㎞という配信地域の設定をすることもできます。

それぞれの媒体ごとに、画像を使用して説明していきます。

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【国】

国全体や複数の国を指定する方法です。

指定した国の中でサービス対象の地域がある場合については、不要な費用がかかってしまう可能性があるため注意です。

【国内の地域】

日本国内であれば都道府県、市区町村レベルであるという認識で大丈夫です。
画像は都道府県単位にしておりますが、市区町村単位の指定をしたい時は、この指定を市区町村単位にすればいいだけです。

関東圏だけでサービスを展開している広告主や、特定の都道府県のみで店舗展開している広告主はこの方法で地域を絞って配信するのが良いと思います。

【特定の地点を中心とした一定範囲】

地名や住所、駅名、バス停とそこからの距離で地域ターゲティングを指定できます。ターゲティング設定画面でピンモードを選択すれば、地図にピンを落とした地点を指定することができます。

この方法を主に使用するのは、実店舗があるローカルビジネスを展開する広告主でしょう。また、不動産の広告主ならピンモードを使って路線に等間隔で落としていけば沿線のターゲティングも可能となります。

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続いてはYahoo!広告の地域ターゲティング手法になります。

Yahoo!広告はGoogle広告とは異なり、日本のメディアであるため、国の単位が存在しません。なので、デフォルトの設定のままだと日本全国のユーザーへ広告が配信される仕組みになっております。

また特定地域を中心とした半径何㎞以内といった地域設定もできないことが、Googleとの大きな違いになります。

【都道府県、市区町村単位で地域指定】

ターゲティングの地域から配信したい地域を選択します。都道府県の左にある「+」を押すと対象地域の市区町村が出てくるので、そこで市区町村レベルを選択することができます。

2.地域ターゲティング除外方法

地域ターゲティングの除外方法についてになります。

来店型ビジネスであったり小中規模の商圏でビジネスを行っていると、サービス提供の対象外地域が出てくることもあると思います。

地域ターゲティングは配信設定だけでなく、配信除外設定もおこなうことも可能です。

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地域除外では【国】または【国内の地域】レベルでしか特定はできません。一部の地域でサービス対象外になってしまう場合は、この除外地域を設定しないと無駄なコストが発生してしまいます。

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こちらの除外設定は簡単です。

先ほどの配信地域を選択した方法と同じ、対象地域の除外を選択すると対象地域の除外設定が完了します。

3.更に細かい配信地域設定の目標

地域の指定方法を紹介しましたが、地域に関連するユーザーの指定については更に細かい設定をすることも可能です。

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指定できるユーザーは以下の3つになります。

・指定した地域に今いるユーザーもしくは頻繁に訪れるユーザー
・指定した地域にいないが、関心を示しているユーザー
・上記2つ両方に当てはまるユーザー

「ターゲット地域にいるユーザー、ターゲット地域をよく訪れるユーザー、ターゲット地域に関心を示したユーザー(推奨)」はGoogleでのデフォルト設定です。

多くの場合、デフォルトにチェックを入れることがほとんどだと思いますが、ターゲット地域に関心を示しているユーザーの場合、極端に言えば海外から指定地域の検索をかけた場合にも広告が表示されてしまいます。

地域が絞られている場合や、その地域からのアクセスが不要な場合は、2番目の「ターゲット地域に所在地があるユーザーと、ターゲット地域を定期的に訪れているユーザー」に変更する方が効率的です。

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Yahoo!もGoogleとほぼ同様です。

「ユーザーの所在地、検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域(推奨)」がデフォルトの設定となります。

「ユーザーの所在地」については、指定した地域に所在する可能性があるユーザーのみに配信されます。「可能性がある」という言葉については詳しい開示がされていないので、どこまでのことを指すのかは不明ですが、もしGoogleで「ターゲット地域に所在地があるユーザーと、ターゲット地域を定期的に訪れているユーザー」を選択している場合については、Yahoo!でもこちらを選択することがベストです。

「検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域」については、地域に関連する語句で検索したユーザーや指定した地域に関心を示している可能性があるユーザーになります。

「関連した語句」や「関心を示している」がどこから推測されているのかというと、地域を特定できる検索語句や関心を示している地域を特定できる過去の検索履歴、ユーザーの所在地などが挙げられます。

4.まとめ

今回は地域別のターゲティング方法について解説しました。

全国展開をしていないビジネスのリスティング広告の出稿時には必ず地域設定を行いましょう。

また、設定後は指定先に広告が配信されているか、逆に不要なエリアに広告が配信されていいないかの確認も忘れないように注意が必要です。

広告予算に限りがある場合は特に、広告費用が有効に使われているかを検証し、エリアマーケティングに活用していきましょう。