Meta
ソーシャル関連
2023.06.01
Metaのダイナミッククリエイティブは媒体が推奨している配信手法の1つですが、こちらに関して、直近でダイナミッククリエイティブの要素別で効果が見れるというアップデートがありました。
ダイナミッククリエイティブは弊社も積極的に活用しており、実際に効果も出ている配信手法ですが、どのクリエイティブで効果が出ているかが分からないため、効果検証が実施できずにいました。
しかし、今回のアップデートにて、バナーや画像といったクリエイティブに加え、テキストや見出し、コールトゥーアクションなど、ダイナミッククリエイティブ内の様々な要素の結果が個別で確認できるようになりました!
そこで今回は、ダイナミッククリエイティブの要素別の確認方法を紹介します!
ダイナミッククリエイティブとは、複数のメディア(画像、動画)と複数の広告コンポーネント(画像、動画、テキスト、音声、CTAなど)の中からパフォーマンスの高い組み合わせで自動で生成されて表示されるのが大きな特徴でありメリットでもある配信手法の1つです。
ただし、冒頭でも触れたように、一部設定ができないものがあったり、クリエイティブ単位の検証ができないため、ABテストには不向きといったデメリットもありました。
ダイナミッククリエイティブについての特徴や設定方法をまとめた記事もありますので、まだ実施したことがない方がいらっしゃれば、こちらの記事を読んでからアップデート情報を見ていただくと、より理解が深まると思います。
▼株式会社ライト Marketing Blog
【Meta広告】ダイナミッククリエイティブを活用した配信方法を解説
https://www.light-marketing.jp/archive/2216
ダイナミッククリエイティブには6つの要素があります。
ダイナミッククリエイティブ要素
広告が表示される際には、これらの要素がランダムで組み合わさって表示されます。
それでは続いて、これらの要素の確認方法を解説していきます。
確認方法は非常に簡単です。
1.広告マネージャからダイナミッククリエイティブを使用している広告まで行き、「内訳」を選択
2.「内訳」から「ダイナミッククリエイティブ要素」を選択して、確認したい要素を選択
画像、動画、スライドショー
ウェブサイトURL
こちらの例で出しているアカウントでは、テキスト、見出し(広告設定)、説明など、それぞれ単体しか設定していないため、本記事では割愛しますが、このようにして要素ごとに効果を見ることができます。
また、もう1つの確認方法としては、特定のダイナミッククリエイティブ広告の「編集」から「シェア」→「Facebook投稿(コメント付き)」を見ることで、エンゲージメントに基づいた上位10個のクリエイティブの組み合わせを確認することができます。
➀
②
こちらの確認方法はMeta公式のビジネスヘルプセンターでも記載されているので、こちらの内容もご確認ください。
Metaビジネスヘルプセンター:ダイナミッククリエイティブ広告の結果を把握する
https://www.facebook.com/business/help/176286959893814
いかがでしたでしょうか。
ダイナミッククリエイティブはクリエイティブのABテストができないことがデメリットでしたが、今回のアップデートによって更に導入しやすいものになったのではないでしょうか。
機械学習による最適化と運用者によるクリエイティブ精査によってダイナミッククリエイティブで更なる成果の向上も期待できるので、是非、運用に取り入れて有効活用してみてください!