Yahoo広告
2024.05.01
2024年4月、Yahoo!広告の広告表示アセットに、新たに画像アセットがリリースされました。
既にGoogleでは画像表示アセットがあるので、特徴やメリットをご存じの方も多いのではないでしょうか。
今回はYahoo!にて新たにリリースされた画像アセットの特徴や入稿規定特徴から実際の設定方法までをご紹介します！
画像アセットは、検索広告に画像を追加で表示できる機能です。広告のタイトル・説明文などのテキスト情報に加えて、画像を表示することで視覚的にユーザーに訴求でき、クリック率の向上が期待できます。
掲載イメージ
画像アセットは掲載順位に関わらず掲載されるため、必ずしも掲載順位が上位だからと言って表示がされる訳ではない点は注意が必要です。
また、掲載された画像アセットをクリックすると広告の最終リンク先URLに遷移する設定となっており、画像アセット単位に個別のリンク先URLの設定はできません。
利用可能な画像サイズについては以下になります。
1点、アスペクト比が1:1の画像アセットが関連付けられていないと配信がされにくくなるため、1.91：1の画像アセットを関連付ける場合は、1：1の画像アセットと一緒に関連付けることが媒体推奨となっています。
詳しくは以下のヘルプページにも記載があるので、ご確認下さい。
Yahoo!広告ヘルプ：【検索広告】画像アセットの提供開始について
https://ads-developers.yahoo.co.jp/ja/ads-api/announcement/240215.html
Yahoo!広告ヘルプ：画像アセットについて
https://ads-help.yahoo-net.jp/s/article/H000051554?language=ja
画像アセットのメリットとしては、やはりクリック率の改善が見込める点が大きなメリットの1つと言えます。
今まではスペースの空いていたところに新たに画像アセットが表示されることで、広告の占有面積が増え、視覚的に訴求することでユーザーに与える情報量も増えるため、視認性が向上します。画像でサービスの内容を印象付けることで、従来よりもクリック率の向上が期待できます。
一方で注意点としては、追加する画像のルールがいくつか存在することです。
以下で3点の注意点をまとめています。
1．画像の文字はNG
画像内に文字情報が記載された画像は掲載ができません。ただし、商品や人物の衣服などに印刷された文字は掲載が可能です。
2．枠線のNG
画像の外側に枠線がある画像は掲載ができません。一部のみに枠線がある場合でも同様に掲載不可となります。
（1）外側に枠線がないので掲載可能です。
（2）外側に枠線があるため掲載できません。
（3）外側の一部に枠線があるため掲載できません。
3．掲載時に画像が加工される場合がある
広告が最適なレイアウトで掲載されるよう、設定した画像から加工(リサイズや角がまるくなる・枠線の付与)される場合があります。
これらの内容も以下のヘルプに記載があるので、詳しい内容は以下をご確認ください。
Yahoo!広告ヘルプ：画像アセットについて
https://ads-help.yahoo-net.jp/s/article/H000051554?language=ja
設定方法の手順を解説していきます。
１．管理画面左のメニューバーより「広告表示アセット」を選択して「広告表示アセットの作成」から「画像アセット」を選択
２．必要な画像アセットをファイルからアップロードして作成
作成後、画像の審査が始まればアカウントへの入稿が完了です。
続いてキャンペーン・広告グループへの紐づけですが、ここからは通常の広告表示アセットと同様の手順となります。
3．「関連付け一覧」より「関連付けを編集」から「画像アセット」を選択
今回はキャンペーン単位で設定したいため「キャンペーン」を選択してますが、「広告グループ」を選択することで広告グループ単位の設定をすることができます。
4．指定の画像アセットを表示させたい場合は「設定対象」で「画像アセットを指定して配信」を選択。その後配信したい画像アセットを指定
最後に設定を押して、キャンペーンへの紐づけが完了となります。
いかがでしたでしょうか。
今回のアップロードはGoogleで既に存在する機能のため、メリットについてもご存じの方も多いと思います。画像のサイズもGoogle同様のため、まずは同じものを流用して設定できるのも良い点と言えます。
人は画像情報を直感的に理解しやすく、そして記憶にも残りやすいとされているため、画像アセットを活用することは視覚的な影響度も大きく、広告の訴求力を高めることが期待できます。
画像アセットを表示させることで、商品・サービスの魅力がより伝えられる可能性が高まるため、ぜひ積極的に活用していきましょう。
