ソーシャル関連

LINE広告トークリスト面掲載について

2024.04.16

以前、LINE広告の掲載面拡大に関しての内容をまとめましたが、今回は先日リリースされたLINE広告の新機能の中で特に大きな「トークリストの動画配信」について、詳細をまとめています。

1.ト-クリスト広告とは


トークリストとは、LINEアプリの中でメッセージをやり取りした相手が一覧で表示される画面です。トークリスト広告は上記の位置に表示されます。

また、LINEユーザーの多くは、メッセージアプリとして利用しており、トークリスト面は圧倒的にDAU(デイリー・アクティブ・ユーザー)が多い面となります。
そのため、広告を見てもらえる機会も多く、CV・リーチ拡大につながりやすい配置面です。LINE広告を運用する場合、このトークリストは積極的に狙っていきたい面となります。

2.今回のアップデートについて

■アップデート前の掲載フォーマット

■最新の掲載フォーマット

表のとおり、今までは『Card』『Square』『画像(小)』『画像(アニメーション)』の4種類が表示されていましたが、アップデートにより動画配信も可能となりました。

3.広告表示の挙動と導線について


トークリストに出稿した際の広告表示と導線になります。
トークリストの上部に表示されるのは従来のフォーマットと同様ですが、タップしたときの遷移が異なります。

■ユーザー遷移
①動画左側の「広告文」をタップ
②ビデオプレーヤー上部のCTAボタンをタップ
③動画終了後中央に表示されるCTAボタンをタップ
※既存の静止画やアニメーションで、画像をタップするとすぐLPに遷移していたのとは異なる遷移となります。

※参考:LINEヤフー公式ページ

4.広告出稿手順


出稿方法は下記の手順です。
①従来通り動画広告を入稿する
②編集画面で「小さい広告枠への動画配信を有効にする」をオンにする

【補足】
・9:16(縦長)のアスペクト比の動画には非対応
・「友だち追加広告」には非対応

また、LINE広告で使用できるフォーマットは、既存のフォーマットとあわせて全6種類になりました。これにより、「動画(小)」を指定することでトークリストのみに動画広告が配信できるようにアップデートされております。

【補足】
①トークリストの配信目的と入稿内容

②動画入稿規定
■動画:H.264、メイン/ハイプロファイル推奨、正方画素、固定フレームレート、プログレッシブスキャン
■音声:AAC、128kbps以上を推奨、モノラルまたはステレオ
■フレームレート:最大30fps
■フォーマット:mp4、MOV
■アスペクト比
└16:9(width:240px以上1920px以下height:135px以上1080px以下)
└1:1(width:600px以上1280px以下height:600px以上1280px以下)
└9:16(width:135px以上1080px以下height:240px以上1920px以下)
■解像度:最大1080p(広告配信時は最大720p)
■ビットレート:最大8Mbps
■時間:最大600秒(最低5秒以上)
■ファイルサイズ:最大1GB以内

5.まとめ

いかがでしたでしょうか?
LINEユーザーの大半が見るトークリストを狙って掲載できるため、視認性も高く、新たなリーチ獲得へと繋がります。LINE広告出稿の際は、ポイントとなる施策の一つですので、アカウント設定の見直しを推奨します。

その他、LINEへの広告出稿等を検討・お悩みの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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