ソーシャル関連

LINE広告プレースメント機能リリースについて

2024.03.18

2024年2月29日にLINE広告に関して、アップデートがありましたので情報をまとめてみました。先日のYahoo社との経営統合により、直近動きが多いLINE広告ですが、配信面も以前と比較し、かなり拡大しており、今回はその配信面を指定できるプレースメント機能のアップデートとなります。

1.選択可能な配信面について

プレースメント機能で選択可能な配信面は以下になります。
※ただし、注意点として友だち追加キャンペーンを実施の場合の配信面は以下になります。

・ホーム
・トークリスト
・ニュース
・VOOM
・ウォレット
・LINEショッピング
・LINEオープンチャット
・LINE Album

また、補足になりますが、配信面と対応するフォーマットは以下の通りです。

2.プレースメント機能のメリット

①各配信面のCPAを見ながら、除外できる
以前までは、CPAが合わない配信面があっても配信面ごとで除外することができなかった。今回のリリースによって、それが容易になったため、CPA低下が見込める。

②配信面ごとでクリエイティブ設定が可能
現在、LINE広告は前述の通り、配信面が多数存在する。配信面ごとにユーザー層も異なり、配信面ごとでクリエイティブの内容を設定することができなかった。
今回のリリースによって、配信面ごとにクリエイティブを設定できるようになったため、より改善しやすい。

③配信面ごとにターゲティングや予算を変えて配信
今回のリリースで、複数配信面がある場合は、各々のパフォーマンスに応じて予算調整が可能に。さらに、配信面ごとにターゲティングも調整できるようになったため、配信面ごとに異なるユーザー層へ柔軟に対応が可能。

3.配信面ごとのCV内訳とCPA傾向

以下のLINEヤフー社のデータから獲得CVの過半数がトークリストとLINE NEWSで発生しており、この2面は必ず抑える必要があります。ただし、業種ごとにCPAが異なるため、ビジネスに合わせて配信面の優先順位をつけることを推奨します。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回のLINE広告アップデートによって、さらに効果的な改善が可能になっております。是非、このタイミングで現状の配信面ごとのパフォーマンスを検証し、アカウントの見直しを図ることを推奨します。

本件に関してご不明点ありましたら、以下より気軽にご相談ください。

お問い合わせはコチラ