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2024.01.19
近年、Bingの需要が高まったことにより、Microsoft広告の需要が非常に高まっております。
参考:Microsoft広告(マイクロソフト広告)とは?特徴や仕様、出稿メリット
まだBingの利用ユーザーはGoogleに比べれば少ないですが、Microsoft広告はGoogle広告のキャンペーンをインポートできるくらい運用面でもGoogleと似ている部分が多く、
実際に配信結果の成果面でみても、Google広告やYahoo!広告にひけを取らない成果を出せるプロモーションも増えています。
今後、Bingの利用ユーザーが増えていけば更にMicrosoft広告の需要はあがっていくので、広告管理画面を活用する機会も増えてくると思います。
そんな、Microsoft広告ですが、実はこちらの管理画面にもGoogle広告、Yahoo!広告のようなショートカットキーが存在します。
ショートカットキーを使用すれば、Excel同様に作業スピードの向上が見込めると同時に、見たい画面に一発でいけるので、一つ一つリンクを辿って目的の画面にいくよりも効率的です。
結果として、管理画面の動きの重さも間接的に解消されます。
今回は、Microsoft広告の管理画面で活用したい便利なショートカットキーを紹介します。
※Google広告、Yahoo!広告のショートカットキーも過去にご紹介しているので、ご参照ください。
Google広告の管理画面で使える便利なショートカットキー
Yahoo!広告の管理画面で使える便利なショートカットキー
まずは、Microsoft広告の管理画面で使えるショートカットキーをご紹介します。
ショートカットキーには、以下の2種類があります。
・「キーを同時押し」
・「キーを順番に押す」
本記事では、AとBのキーを使う場合は、以下のように表現します。
・「キーを同時押し」を「A+B」
・「キーを順番に押す」を「A→B」
※Google広告では「A→B」のようなキーを順番に押すショートカットがありますが、
Microsoft広告では「A+B」の「キーを同時押し」しかありません。
また、ショートカットキーはご使用のパソコンがWindowsかMacかで異なるため、OS環境に合わせて覚えましょう。
Microsoft広告管理画面
Microsoft広告の管理画面で活用できるショートカットキーは以下です。
キーボードショートカット | 内容 | |
Windows | Mac | |
Shift+? | Shift+? | ショートカット一覧を表示または非表示 |
Shift+W | Shift+W | メイン メニューの表示/非表示を切り替え |
Shift+A | Shift+A | すべてのキャンペーンを表示 |
Shift+S | Shift+S | 検索キャンペーンで絞り込む |
Shift+D | Shift+D | オーディエンス キャンペーンで絞り込む |
Shift+T | Shift+T | スマート キャンペーンで絞り込む |
Shift+P | Shift+P | ショッピングキャンペーンで絞り込む |
Shift+L | Shift+L | ホテル キャンペーンで絞り込む |
Shift+N | Shift+N | 新しい項目を作成 |
Ctrl+C | Cmd+C | コピー |
Ctrl+V | Cmd+V | 貼り付け |
Shift+H | Shift+H | [ヘルプ] メニューを表示または非表示 |
G+T | G+T | ページ内を検索 |
G+O | G+O | [概要] に移動 |
G+Y | G+Y | [推奨] に移動 |
G+C | G+C | [キャンペーン] に移動 |
G+J | G+J | [広告グループ] に移動 |
G+K | G+K | [キーワード] に移動 |
G+A | G+A | [広告] に移動 |
G+X | G+X | [広告表示オプション] に移動 |
G+S | G+S | [キャンペーンの設定] に移動 |
参照;Microsoft広告ヘルプ キーボード ショートカットの使用
ショートカットキーには多くの種類があり、全てを覚えるのは難しいと思います。
そこで活用してほしいのが、「ショートカットキーの一覧」を表示させるためのショートカットキーです。
管理画面では「Shift+?」でショートカットキーの一覧を表示できます。
使いたいショートカットキーをすぐ確認できるので、忘れてしまっても「Shift+?」さえ覚えておければ、確認することができます。
ここは、Google広告と全く同じです。
たくさんあるショートカットキーですが、特におすすめのショートカットキーをご紹介します。
1.管理画面内の移動
キーボードショートカット | 内容 | |
Windows | Mac | |
G+C | G+C | [キャンペーン] に移動 |
G+J | G+J | [広告グループ] に移動 |
G+K | G+K | [キーワード] に移動 |
G+A | G+A | [広告] に移動 |
G+X | G+X | [広告表示オプション] に移動 |
G+S | G+S | [キャンペーンの設定] に移動 |
管理画面を操作中は、画面を行ったり来たりすることが多いと思います。
一つ一つリンクを辿っていくと、その分読み込み回数が多くなり、結果として管理画面の動きが重くなって、遅いと感じることが多いです。
見たい画面にすぐ移動できるショートカットキーは、覚えておくと非常に便利です。
特にキャンペーン一覧に移動できる「G+C」はとても便利です。管理画面のどこからでも一発でキャンペーン一覧に移動できます。
また、地味に活用できるのが、「G+S」で、キャンペーンの終了日などをキャンペーン一覧で確認したいとき便利です。
2.キャンペーンタイプで絞り込む
特定のキャンペーンタイプのキャンペーンや広告グループなどを表示したい、または、その絞り込みを外したい場合に役立つショートカットキーです。
多数のキャンペーンを運用しているアカウントには、特に便利な機能です。
キーボードショートカット | 内容 | |
Windows | Mac | |
Shift+A | Shift+A | すべてのキャンペーンを表示 |
Shift+S | Shift+S | 検索キャンペーンで絞り込む |
Shift+D | Shift+D | オーディエンス キャンペーンで絞り込む |
Shift+T | Shift+T | スマート キャンペーンで絞り込む |
Shift+P | Shift+P | ショッピングキャンペーンで絞り込む |
Shift+L | Shift+L | ホテル キャンペーンで絞り込む |
これだけでも十分便利ですが、特におすすめの使い方としては、
例えば、1.の管理画面内の移動で、「G+A」で広告の欄に遷移したとしても、
すべてのキャンペーンでの広告の欄に移動するため、検索もオーディエンスもショッピングも一緒に表示されます。
そこで、「Shift+A」で広告の欄に移動した後に、「Shift + S」で検索に絞り込めば、検索だけの広告が表示されます。
「Shift + D」を押せば、オーディエンスキャンペーンだけの広告が表示されます。
このようにショートカットキーを組み合わせて使えば、管理画面の遷移もかなり早くなり、結果的に遷移回数を減らすことで、読み込みの負荷を軽減することができます。
3.その他便利なショートカット
普段マウス操作で遷移している画面も、以下ショートカットキーであれば、ワンアクションで移動できるので便利です。
キーボードショートカット | 内容 | |
Windows | Mac | |
Shift+W | Shift+W | メイン メニューの表示/非表示を切り替え |
Shift+H | Shift+H | [ヘルプ] メニューを表示または非表示 |
G+T | G+T | ページ内を検索 |
G+O | G+O | [概要] に移動 |
G+Y | G+Y | [推奨] に移動 |
Microsoft広告の管理画面では、表示項目を増やすと横に長くなり、ナビゲーションパネルが一時邪魔になることがありますが、「Shift + W」ですぐに表示/非表示に切り替えられるので便利です。
Microsoft広告はGoogle広告やYahoo!広告に比べると、まだ情報も少なく、不明点も多いです。
ヘルプメニューがすぐに開ける「Shift+H」は非常に便利です。
また、Google広告でも最適化案がありますが、Microsoft広告でも同じ機能の「推奨」という案内があります。
こちらも少し間を置くと、多数の推奨の最適化案がでている、なんてこともよくあります。
「G+Y」のワンアクションで推奨に移動することをクセづければ、推奨の最適化案を見逃すことも少なくなります。
いかがでしょうか。
今回は、Microsoft広告の管理画面で活用できる便利なショートカットキーを紹介しました。
Microsoft広告の需要はどんどんあがってきているので、今実施している方も、今後実施する方も広告管理画面を活用する機会も増えてくると思います。
Google広告、Yahoo!広告同様、Microsoft広告でもショートカットがあるのは非常に便利ですよね。
画面を遷移する数は確実に減りますので、業務効率化にもつながるかと思います。
Excelのショートカットキーのように覚えれば便利な機能ばかりなので、この機会にぜひ実践してみてください。