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2023.05.12
アプリをAppStoreやGooglePlayへリリースし、売上を上げていくための方法として” 広告配信 ” があります。ただ、闇雲に配信を行ったからといって売上が上がるわけではありません。配信した広告がアプリのインストールに結びついているのか、アプリ内の課金がされているのかを計測して分析する必要があります。
今回は、その広告効果を測定する必要性と代表的なツールを紹介します。
SDKとは「Software Development Kit」の略称でソフトウェア開発キットを指します。アプリはWebと異なり、APP StoreやGoogle Playを経由するためセッションが遮断されてしまいます。結果、本来であれば流入元の判別ができません。
そのため、インストール後にデータの統合が必要になり、その際にSDKのプログラムを活用してデータの統合を行ってトラッキングを行います。また、これまでは各アドネットワークやメディアごとに違うSDKが必要でしたが、現在はSDKの連携が進み1つのSDKで多数の出稿が可能になっています。
理由としては、大きく以下の3つです。
※補足
SDKを実装する前に必ずやるべきこととしては、計測したいアプリ内イベントの項目を決めておきましょう。後から追加も可能ですが、できる限りユーザー導線を踏まえて、事前に設計しておくことを推奨します。追加した場合は、あくまで追加した時点からの計測となりますのでご注意ください。
SDKを提供しているサービスはいくつかありますが、代表的なツールとして「AppsFlyer」か「adjust」が挙げられます。こちらの2社は国内外でも導入シェアが高く、実績も多くあります。基本的な機能はもちろん、主要な媒体やアナリティクスツールとの連携も網羅しています。海外製のツールではありますが、日本語のマニュアルやサポート体制も充実していますので、安心してご利用できます。
参考:Adjust社 HP
アプリプロモーションに必要不可欠なSDKを今回は紹介させていただきました。アプリのマネタイズに広告効果の測定は最重要で、それを可能にするのが今回ご紹介したSDKとなります。前回はアプリ広告に関して紹介しましたが、集客以外の部分もご確認いただき、貴社アプリのパフォーマンス拡大にお役立てできたら幸いです。SDKやアプリ広告について、ご相談がありましたら、是非こちらまでお問合せください。