Google広告
2023.12.13
広告を運用していて、広告が表示されているか、またはどのように表示がされているかを確認するとき、検索窓にキーワードを入力して検索結果で広告を確認していないでしょうか?
簡単に表示が出てくれば問題無いですが、自分がサービスの対象外のユーザーであったり、配信地域が自分の所在地とは異なる地域だった場合はどうでしょう?
そんな時に活用できるツールが広告プレビューと診断ツールです。これは管理画面上から検索語句や地域、言語などを設定することで、実際にその条件下で広告の表示状況を確認できるツールです。
そこで本記事では広告プレビューと診断ツールの使用方法について解説していきます。
特定の地域での広告の確認はクライアントから依頼されることもあると思うので、是非覚えて活用してください。
Google広告の「広告プレビューと診断ツール」では、実際の広告の配信状況や広告がユーザーにどう見えているか(プレビュー)を、キーワードや配信地域を指定するだけで表示されている広告を確認することができます。
広告の配信はもちろん、広告表示オプションが表示されない場合も、こちらのツールを使用することで掲載確認ができます。
Google広告ヘルプ:広告プレビューと診断ツール
https://support.google.com/google-ads/answer/148778?hl=ja
このツールを使うことによって、どのようなメリットがあるのでしょうか。活用するシチュエーションを3つ挙げます。
活用シチュエーション
1.配信対象外の場所で活用
冒頭でも触れた通り、例えば管理画面を開いている場所が関東で、配信対象地域が関西の場合など、自身の所在地以外に配信している広告の掲載状況を確認したい場合、関東は配信対象外のため、検索しても広告は表示されません。
そんな時に広告プレビューツールを使用することで、実際に配信対象地域の広告掲載状況を確認することができます。
2.広告表示オプション有無の確認の際に活用
実際の検索窓で検索結果を見ていると、設定しているはずの広告表示オプションがなかなか確認できないことがあります。
そんな時に広告プレビューツールを活用することで、広告表示オプションの表示有無も確認することができます。
また、広告表示オプションが上手く表示されていない際は、表示がされていない理由まで確認することができます。
3.配信状況のエビデンスとして活用
クライアントや他人から、実際に掲載されているかの確認を求められた際は、エビデンスとしてその画面を共有することも可能です。ツール内にある[この検索を共有]機能を使用することで、特定の検索結果ページをブックマークに登録したり、URLを送信することで他の人とGoogle検索結果ページを共有することができます。
以上が活用方法の例となります。一見メリットしかないようにも思いますが、活用する上での注意点もあるため、以下のような場合は知っておくと良いでしょう。
注意点
Google広告ヘルプ:初めての広告の表示を確認する
https://support.google.com/google-ads/answer/1704360?hl=ja
Google広告ヘルプ:広告が表示されない理由を確認する
https://support.google.com/google-ads/troubleshooter/1711301
それでは実際に確認方法を解説していきます。確認するまでは2ステップと非常に簡単です。
1.管理画面右上の「ツールと設定」から「広告プレビューと診断」を選択
2.移動先のページ上部に、必要な項目を入力または選択
必要項目は「検索語句・住所・言語・デバイス・視聴者」
入力は以上で終了です。
必要情報を入力すると、検索結果のプレビューが表示されるので、そこで確認しましょう。
表示されている場合
※広告表示オプションが表示されていない場合はここに表示されます
表示されていない場合
Google広告ヘルプ:Google に表示される広告の位置を確認する
https://support.google.com/google-ads/answer/1704363
実際に検索語句を入力して広告の掲載状況や掲載位置を確かめたい時は、広告プレビューと診断ツールを使いましょう。
広告プレビューと診断ツールで確認することで、配信されない場合の理由も表示されるので、実際の検索で確認するよりも効率的かつ、実際の状況をリアルタイムで把握することができます。
本記事を参考にしていただき、広告プレビューと診断ツールを活用してみてはいかがでしょうか。