Google広告
2022.12.09
日本国内のSNSで最大のユーザー数を誇るオンライン動画配信サイトであるYouTubeの広告配信について紹介します。
ただ好みの動画を閲覧するだけでなく、商品を調べたり、購入したり多くのアクションにつながるYouTube。
今回はそんなビジネスチャンスに繋がる可能性が高いYouTube広告の種類など基本に関してまとめてみました。
YouTubeの動画広告には、「予約型」「運用型」の2つのパターンがあります。課金の種類も様々で、インプレッション数ごとに加算される「CPM課金」、視聴数ごとに加算される「CPV課金」、クリック数ごとの加算である「CPC課金」、コンバージョン数ごとに加算される「CPV課金」などがあり、これらを使い分けすることで効果の高い広告配信が目指せます。
※今回は、アカウントがあればすぐに開始できる運用型のスマートフォン対応のフォーマットを紹介してます。
■主な広告の種類と概要
①TrueView インストリーム広告
→動画視聴5秒後にスキップの選択が可能な「スキッパブル広告」と、強制視聴型の「ノンスキッパブル広告」の2種類から配信
【掲載イメージ】
【概要】
・広告再生開始から5秒が経過すると、広告をスキップするオプションがユーザーに表示
・他の動画の再生前、再生中、または再生後に再生される15秒以下の広告
【想定される掲載目的】
・商品やブランドなどの認知拡大
・商品やサービスの検討、オンラインでの行動喚起
【掲載先】
・YouTubeの動画再生ページ
・パートナーサイトの動画
・ディスプレイネットワークのアプリ
【課金体系】
・上限広告視聴単価(CPV)制
→1 回の広告視聴について広告主様が指定したお支払い上限金額
・目標インプレッション単価(CPM)制
→ 広告表示1,000 回あたりにお支払いいただく平均額を設定する入札方法
②バンパー広告
→YouTubeとGoogle動画パートナー上のWebサイトやアプリに表示され、幅広い層へのブランド認知やリーチなどが期待できる
【掲載イメージ】
【概要】
・バンパー広告は6秒以内のスキップできない動画広告
・再生と同時に表示回数が記録され、視聴回数のデータは記録されない
【想定される掲載目的】
・商品やブランドなどの認知拡大
【掲載先】
・YouTube動画再生ページ
・Googleディスプレイ ネットワークのパートナーサイトやアプリの動画
【課金体系】
・上限インプレッション単価(CPM)制
→ 1インプレッション数に基づき料金が発生
・目標インプレッション単価(CPM)制
→広告表示1,000 回あたりにお支払いいただく平均額を設定する入札方法
③インフィード動画広告
→YouTube動画の右側にある関連動画や検索結果一覧に表示される広告
【掲載イメージ】
【概要】
・インフィード動画広告は動画内では配信されず、広告をクリックすることで再生
【想定される掲載目的】
・動画広告への誘導
【掲載先】
・YouTubeの関連動画の横
・YouTubeの検索結果の一部
・モバイル版 YouTubeのトップページ
【課金体系】
・上限広告視聴単価(CPV)制
→1 回の広告視聴について広告主様が指定したお支払い上限金額
動画広告を配信する際、もっとも重要なのはクリエイティブ素材(動画の内容)に見られがちですが、ターゲティングも重要なポイントの一つとなります。誰に見せたい動画なのかユーザー像を考え適切なターゲティングを行うことでパファーマンス拡大につながります。
■ターゲティング項目(例)
・デモグラフィック(年齢・性別)
・地域
・趣味嗜好や行動習習慣
商品やサービスの提供エリアや店舗周辺地域など、ビジネスに応じたターゲティング設定を行うことで効率よく配信を行うことが可能となります。また、上記に加えてオーディエンスターゲティングを活用することでさらに効率的なターゲティングが可能となります。
①TrueView インストリーム広告
②バンパー広告
③インフィード動画広告
また、YouTube広告を実施する際は、動画をYoutubeにアップロードする必要があります。アップロード方法等は以下のYoutubeヘルプを参照ください。
※参考:YouTube 動画をアップロードする
※参考:動画のプライバシー設定を変更する
※参考:YouTube広告のフォーマット
いかがでしたでしょうか。
もちろん動画の内容も重要ですが、掲載面やターゲティングの部分も組み合わせながら配信設定することで、さらに見せたいユーザーを絞り込んで効果的な配信が可能となります。
現在、YouTube広告を実施されているのであれば、今一度、設定内容を確認してみてはいかがでしょうか。