Webマーケティング全般
2022.10.21
本日は、先日実装されたGoogleのモバイル版検索結果のアップデートに関して紹介します。
今回は、モバイルの検索に対して関連付けられているWebサイトを簡単に識別できることを目的として、検索結果の各サイトロゴの右横にサイト名が表示されるようになりました。もし、ご存じでなかった方は今、お手元にあるスマホで何か検索してみるとすぐに確認できます。
検索結果上のサイト名の表示については、Google公式サイトでも実装のリリースがあり、日本語以外でも英語、ドイツ語、フランス語が同様に実装されたとのことです。
もしかすると、現在の表示に関して変更を行いたい、意図しない表示がされている、など、お悩みの企業もいらっしゃるかと考えます。
実は、こちらのサイト名の表示内容を強制的に変更することはできませんが、Googleに意思を伝えることは可能なようですので今回は、そちらの内容をお伝えします。
■掲載例
参考:Google_検索セントラルサイト
サイト名は各ページのタイトルとは異なり、サイト内すべてのページが共通となります。サイト名の生成は自動化されており、Googleは主に以下の要素をもとにサイト名を決定しています。
上記4つの要素の中で最も重視しているのはWebsite構造化データのようです。
1を踏まえて、Googleへ意思表示をする最も有効な手段であるWebsite構造化データでの対応方法をまとめております。
記述場所は、TOPページであればどこでもよいとのことですが、一般的には<head>内に記述し、nameの記述が表示させたいサイト名になります。今回は、構造化データを記述する際のフォーマットJSON-LDで記述した例となります。
直近のアップデートによって検索結果も日々進化しており、さらにユーザーファーストになる中でサイト側のアップデートも都度対応が求められます。しかし、このような対応を行うことでサイトのユーザビリティ向上は加速し、サイト運営者側はトラフィック増加など大きなリターンを得ることになります。現状のサイトが未対応な場合は設定されることを推奨します。