Google広告
2022.08.19
運用型広告市場はますます拡大し、広告運用者の業務はさらに多岐に渡り増加しています。
日々の広告運用を行う上で、広告アカウントの管理画面上の調整以外にも様々な作業が発生します。
1日という限られた時間の中で、運用効果改善のために様々な作業を行っていくためには、テクノロジーの力や便利ツールの力が必要不可欠です。
そこで、今回は運用型広告コンサルティングを手がける弊社のメンバーが愛用している便利ツールを紹介していきます!本記事は2022年8月時点での情報が元となっていますので、詳細はそれぞれのツールの公式サイトでご確認ください。
Webページの画面キャプチャを取得できるツールです。ページ全体のキャプチャをキレイに取得できることが魅力です。
検索結果画面や縦長のランディングページなどのキャプチャ取得に活用しています。
以下の赤枠部分で、キャプチャ方法を選択できます。
キャプチャ中はマウスなどを動かさないことがポイントです。
Awesome Screenshot はこちら
複数の URL を一気に開くなら Pastyがおすすめです。Excelなどにまとめて貼ってあるURL を1つずつコピーして貼り付けてサイトを開いてを繰り返すのは時間がかかりますよね。。。
Pastyを使えば複数のURLを一気にコピーしてからPastyをクリックすると全て別タブで Web サイトを開いてくれます。
以下のように、URLを一括でコピーして、Pastyの拡張機能をクリックすれば一気にサイトが開きます。
Pasty はこちら
こちらは複数タブを一つにまとめてくれる拡張機能です。
Chromeで開きすぎたタブを1つにまとめたり、Zoom 会議の際、画面共有前に1個のタブにまとめておくことで共有相手に見せたくないものをしまっておくことも可能です。
また、整理した複数のタブは再度復活させることができるのが最大の魅力です!
タブを複数開いている状態でOne Tabをクリックすれば一気にまとめて整理してくれます。
更に上記赤枠の「すべて復元する」を押せば、一気にすべてのサイトを開いてくれます。
パソコンをシャットダウンや再起動するときなどは、一度One Tabでサイトをすべて整理して、起動したときに再度One Tabで復元することもできます!
One tabはこちら
Tag Assistant は、タグの動作確認やサイト内でどんなタグが使われているかを確認することができます。タグにエラーがあったときには赤い表示で、問題なく動いている場合は緑のタグが表示されます。
Tag Assistantについては、こちらの記事で詳しく紹介しております。
Google Tag Assistantの導入方法や使い方をご紹介
Tag Assistantはこちら
Yahoo!広告タグチェッカーは、Tag Assistantと同様、Yahoo!広告が発行するタグの状態を確認する拡張機能です。
各タグの値や設置順に問題があるため正常に数値を取得できない場合など、エラーメッセージを表示してお知らせします。
Yahoo!広告タグチェッカーはこちら
Facebook Pixel Helperについても、Tag AssistantやYahoo!広告タグチェッカー同様、Facebook広告で活用するピクセルタグの設置状況を確認するための拡張機能です。
正常に反応していれば、ピクセルIDが表示される仕組みです。
ワンクリックで開いている Webページの短縮URLを発行することができます。
ものすごく長いURLをメールやChatworkに貼り付けて送る際、異常な改行でわかりずらくなりますよね。。
また、長過ぎるURLはスマホでコピーするのに不向きです。
そこでBitly URL Shortnerを活用すれば、ワンクリックで短縮URLが発行できます。
※初回使用時は、GoogleアカウントかFacebookやTwitterでのサインアップが必要です。
Chatworkメッセージの入力作業を補助してくれるChrome拡張機能です。
メッセージ入力ボックス上部に「info」「title」「code」「hr」タグが表示されるようになるため、都度タグを手動入力する手間が省けます。
Chatworkのメッセージでinfoの囲いなどは非常に便利ですが、都度タグを入力するのは面倒ですよね。
Chatwork Input Toolsの拡張機能を入れれば、文章入力面の上部に表示されるので、ボタンクリックするだけでコードがでて、以下のような装飾を簡単に行うことができます。
また使用頻度の高い「おじぎ(bow)「了解(roger)」」「クラッカー(cracker)」の絵文字ボタンも同様にメッセージボックス上部に表示されるため、絵文字を使用したい時に絵文字アイコンをクリックして該当の絵文字を探す手間も省けます。
PPC Ad Editorとは、検索結果画面上で使用することで表示されているリスティング広告の原稿文を一括でダウンロードすることができる拡張機能です。
Yahoo!やBingなどは対応しておらず、Googleのみです。
ダウンロードデータは一部不鮮明な際もありますが、各広告の原稿文を一つずつコピーするよりも非常に効率的です。
1.検索結果画面を開く
※赤枠の広告原稿文をコピーします。
2.「PPC Ad Editor」をクリックし、「Capture Ads」をクリック
3.「Download」をクリック
4.ダウンロードしたExcelファイルを確認すると原稿文が表示されます
PPC Ad Editorはこちら
ワンクリックでGoogle Chromeのキャッシュを削除できる拡張機能です。
キャッシュが溜まりすぎてWebブラウザーの動作が遅くなったり、古いキャッシュが残っているせいでWebページの表示が崩れたりする場合に役立ちます。
Clear Cacheはこちら
競合サイトの状況をワンクリックでアクセス解析するChrome拡張機能です。
解析するサイト上にSimilarWebのアクセス解析結果が表示されるので、SimilarWebのサイトに遷移することなく、すぐに情報を得ることができます。
解析結果はタブ毎に見やすくわかりやすくまとまっていて、SimilarWebのサイトでアクセス解析をするよりも拡張機能の方が余分な情報が少なくデータを把握しやすくなっています。
以下のように、SimilarWebにアクセスした際よりも簡易な解析結果が表示されます。
おおまかな結果をすばやく確認したい場合は、拡張機能を活用することが適しています。
SimilarWebはこちら
サイト上の画像の容量や縦横の長さをみることができる拡張機能です。
特にサイトの表示速度が重い際には、この拡張機能を確認して重い画像を探すのに非常に便利です。
View Image Infoはこちら
Google Chromeの拡張機能ではありませんが、個人的には1日に最も活用する便利ツールなのでご紹介します。
Clibor(クリボー)というコピーの履歴を保存できる、クリップボード機能拡張ソフトです。
通常パソコンはコピーは1件しかできないため、情報をコピーする度にどこかに貼り付けておくか、何回もやり直しをする必要がありました。
何回もコピーを繰り返していると、「さっき2個前にコピーしたのに。。」などと思う経験はないでしょうか?
そんなときに活用できるのが、このClibor(クリボー)で、以下のように過去のコピー情報から使いたいものだけを選択して、貼り付けることができます。
使い方も非常に簡単で、
また、パソコン起動時にCliborが自動で立ち上がると便利なので、スタートアップに登録しておくと便利です。
非常に便利なツールですので、是非活用してみてください!
Clibor(クリボー)はこちら
いかがでしたでしょうか?広告運用者はGoogle Chrome上で作業をすることが多いため、拡張機能を積極的に活用することにより、作業効率は格段にあがると思います。
使い方や組み合わせによっては、今まで1時間かかっていた作業が数十分に減ることもあると思います。
全てを入れる必要はないにしても、自分の業務が楽になるようなものはこの機会に追加してみてはいかがでしょうか。