Google広告

【Google広告】P-MAXアセットグループデータをExcel化(ChatGPT-4o活用)

2024.06.21

Google広告のP-MAXは、直近でのアップデートも多く、ついには「広告のパワーペア(※1)」という用語が出てくるまで進化しており、Google広告のなかでも主要サービスの立ち位置になっております。

(※1)広告のパワーペア;
検索広告とP-MAXを組み合わせることで高パフォーマンスを実現可能とするGoogle推奨の配信方式。

しかし、活用機会が多くなってきたP-MAXですが、実はアセットグループ別のテーブルデータがcsvやExcelでダウンロードできないという改善要望点もあります。

こちら、Google広告単体だと不可能ですが、ChatGPT-4oを活用すれば可能です。

今回はアセットグループ別のテーブルデータをExcelでダウンロードするために、ChatGPT-4oを活用した方法をご紹介します。

1.P-MAXのアセットグループ別のデータ参照場所

P-MAXのアセットグループ別のデータは以下から参照することができます。

1.キャンペーンP-MAXを選択 > アセットグループを選択

2.右端の表示形式を「Table」にする

こちらでアセットグループ別の詳細数字のデータが表示されます。

しかし、せっかく表示回数からコンバージョン数までみることができますが、肝心のデータをダウンロードすることができません…。

ここは今後のアップデートに期待ですね。

今は、ダウンロードができないので、代わりにChatGPT-4oを活用してExcelデータ化しましょう。

2.ChatGPT-4oを活用してExcel化する方法

やり方はいたって簡単です。

1.出力したいデータの画面をキャプチャで取得
2.キャプチャ画像と合わせてChatGPT-4oにプロンプト(指示文)を送る
3.出力されたデータをダウンロードする

たったこれだけです。

それではやってみましょう!

ChatGPT-4oに送るプロンプト

出力したいデータの画面をキャプチャで取得したら、ChatGPT-4oには以下のようなプロンプトを送ります。

「この画像をOCRで読み取り、Excelで出力してください。」

これだけです。

※CSVでも出力できますが、日本語は文字化けするのでExcelでの出力を推奨
なお、ダウンロードしたExcelは以下です。

画像でぼかしている日本語のアセットグループ名は多少の違いはありますが、数値に関してはほぼ正確な出力となりました。

もちろん目視での確認が必要ですが、数字は90%~100%の正確性です。

今まで、管理画面の数字を一つ一つコピーしていたのを考えると、はるかに効率があがりますね!

3.ChatGPT-4oを活用する際の注意点

ここは重要ですので、必ず確認してください。

入力した画像データを学習データに使われないようにするために、入力前に必ず以下の設定を行いましょう。

ChatGPT-4oの自分のアカウントのアイコンをクリックし、

設定>データコントロール >「すべての人のためにモデルを改善する」をオフ

4.まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、P-MAXのアセットグループ別のテーブルデータをExcelでダウンロードするために、ChatGPT-4oを活用した方法をご紹介しました。

P-MAXのアセットグループ別のデータはβ版の際は数値をみることすらできませんでしたが、テーブルデータがリリースされてからは、アセットグループ別に成果を測ることができるようになりました。

しかし、肝心のテーブルデータがExcelやcsvなどにダウンロードできない点が非常に難点でしたが、こちらのやり方を活用すれば、管理画面から一つ一つコピーして、Excelに貼り付ける…なんてこともなくなりますね!

是非活用してみてください!