Yahoo広告
2023.12.19
先日、Yahoo!広告において検索連動型ショッピング広告(SSA)がリリースされました。現在、検索広告(ショッピング)のアカウント取得機能と商品情報掲載の提供が開始され、実際の広告配信は2024年1月上旬を予定しています。今回はこちらの情報についてまとめてみました。
Yahoo!広告にて、コマース検索モジュールの最上部に新たに広告枠を設置する内容となります。そのため、ユーザーと広告主にとって、親和性の高い広告表現が可能となります。
これらを踏まえると、本広告の最大のメリットとしては、表示領域に適した表現で従来の検索広告よりも高い訴求効果を発揮できることになります。
また、配信の仕組みとして広告の管理・運用はYahoo!広告の広告管理ツールを利用し、商品フィードの受信・管理はLINE Merchant Systemを利用します。
以下、コマース検索モジュール内のクリックは、最上部または2本目に集中しています。そのため、商品情報掲載に加えて、SSAに掲載することが重要です。
■SSA表示イメージ
なお、Yahoo!検索連動型ショッピング広告利用には、商品情報掲載(商品購入発生時にあらかじめ決めた料率をお支払いする成果報酬型の枠)への同時掲載が必須となります。
リリース初期の段階では売掛取引で出稿可能なアカウントのみ実施可能となります。また、自社でECサイトを運営している広告主様のみ対象とし、ECモールのセラー(店子)に関しては提供対象外となります。
■販売制限について
掲載までの流れは大きく4つのステップとなります。まずはアカウント作成し、商品情報の登録→商品情報掲載の設定→SSA配信設定を行います。
SSAは、検索広告の配下に作成されます。以下のように1つのSSAアカウント内でSSAと商品情報掲載が利用可能です。
※SSAは検索広告(YSA)と同様に広告管理ツール上で配信設定が可能
※商品情報掲載は、広告管理ツール上で配信設定は行いません。
■補足:LINE Merchant System(LMS)について
LMSは、SSA掲載開始に必要な情報や掲載情報などをマーチャント自らご登録・修正できる仕組みです。
<その他>
・ログインにはLINE Business IDが必要
・アカウント発行手続きは。LINEヤフーにて対応
いかがでしたでしょうか。
検索連動型ショッピング広告は、ユーザーの検索結果画面にて表示できるため、視認性や親和性も高く、高パフォーマンスが期待できます。リリース初期においては、実施できるアカウントの制限もあるため、ご不明点等ありましたら以下よりお問い合せください。
※こちらの内容は2023年12月時点での情報となります。実際の配信までに仕様変更など出てくる可能性がございます。