Yahoo広告
2023.09.25
Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)のコンテンツキーワードターゲティングの配信面が拡大されるアップデートが実施されました。
これまではターゲティングが有効な配信面はYahoo!JAPANの一部サービスのみでしたが、2023年9月13日より配信先が拡大されることが発表されております。
今回は、アップデートの詳細やメリットについて解説していきます。
参考資料;【 ディスプレイ広告(運用型)】コンテンツキーワードターゲティング対象掲載面の拡大
画像参照;Yahoo!広告 リリースノート
コンテンツキーワードターゲティングとは、指定したキーワードがウェブサイトやアプリのコンテンツの内容のキーワードとマッチした場合に、広告配信できるターゲティングです。
逆に配信先から除外することも可能です。
配信の仕組みとしてはウェブページやアプリのコンテンツ(記事)を解析し、コンテンツのキーワードを抽出することで、設定したキーワードとマッチしている場合配信されるものとなっています。
画像参照;Yahoo!広告 リリースノート
これまでは、コンテンツキーワードターゲティングを用いる場合、配信対象となるのは「Yahoo! JAPANの一部サービスのウェブページとアプリ」に限られていました。
今回のアップデートにより、Yahoo!JAPANに限らず配信ネットワーク内のすべてのウェブページへのコンテンツキーワードターゲティングでの掲載が可能となります。
なお、アプリ上であってもWebViewと呼ばれるアプリ内で閲覧できるWebページについても配信が可能です。
なお、一部の配信面では引き続きコンテンツキーワードターゲティングを用いての広告配信は行えません。
とくにインフィード面は多様なコンテンツが読み込まれる仕様であるため、コンテンツをターゲティングすることは今後も難しい可能性があります。
画像参照;Yahoo!広告 リリースノート
Yahoo!ニュースやスポーツナビなどのタイムライン枠は魅力的な配信枠ですが、今回のアップデートでもコンテンツキーワードターゲティングの対象外となりますので、注意が必要です。
しかし、それを加味しても今回のアップデートで配信機会が増えるのは間違いないので、広告主には嬉しいアップデートとなったかと思います。
今回のアップデートで現在の設定状況では変更が必要な様々なケースが考えられますが、代表的な例をご紹介します。
Yahoo!JAPANのサービスのみへ広告を配信したい場合
今回のアップデートによりYahoo!JAPANのサービス以外も配信先となるため、Yahoo!JAPANのサービスのみへの広告配信を希望する場合は、今までの配信掲載面であったYahoo!サービスの掲載先をプレイスメントターゲティングとして配信対象へ設定することが必要です。
逆にこちらを設定しないと、Yahoo!JAPANのサービス以外の配信ネットワーク内のすべてのウェブページに広告が配信されます。
いかがでしたでしょうか。
今回は、Yahoo!広告ディスプレイ広告(運用型)から発表された、コンテンツキーワードターゲティングの対象となる掲載面の拡大について解説しました。
配信先が広がることでアプローチが可能な機会が増えますので、YDAを実施されている方は是非試してみてはいかがでしょうか。