Webマーケティング全般

【最新】HTML直貼り媒体別タグ設置場所まとめ

2021.12.17

Web広告を運用する際に活用する計測タグですが、近年はGoogleタグマネージャーやYahoo!タグマネージャーなど、タグマネジメントツールの普及が進み、タグの管理がシンプルになり設置方法も簡単になってきました。

一方で、タグマネジメントツールを活用せず、HTMLソースにタグを直貼りするケースもありますが、普段からタグマネジメントツールを活用していると、意外と設置場所を忘れていたり、設置場所が変更になったことをご存知ではない方は多いのではないでしょうか。

この記事では、HTMLソースにタグを直貼りするケースの各媒体別の最新の設置場所をご紹介します。

※2021/12/16現在

1.Google広告

・グローバル サイトタグ(リマーケティングタグ)

ウェブサイトの全ページの<head></head> タグの間

・イベント スニペット(CVタグ)

トラッキングするページの <head></head> タグの間でグローバル サイトタグの直後

2.Yahoo!広告

・サイトジェネラルタグ

ウェブサイトの全ページの<head></head> タグの間
※<head>タグ開始直後が望ましい

・コンバージョン測定タグ

トラッキングするページのサイトジェネラルタグより後
※<head></head> もしくは、<body></body>でも可

・サイトリターゲティングタグ

ウェブサイトの全ページの終了タグ</body>の直前

※Yahoo!検索広告、Yahoo!ディスプレイ広告共通

3.Facebook広告

・ピクセルコード(ベースコード)

ウェブサイトの全ページの<head></head> タグの間
※</head>の直前が望ましい

4.Twitter広告

・ウェブサイトタグ
(ユニバーサルウェブサイトタグ・単一イベントウェブサイトタグ)

ウェブサイトの全ページの終了タグ</body>の直前

5.LINE広告

・ベースコード

ウェブサイトの全ページの<head></head> タグの間

・コンバージョンコード

ベースコードの直下に設置
※ベースコードが先に読み込まれる設置ならば、離れての設置も可

・カスタムイベントコード

ベースコードの直下に設置
※コンバージョンコードもある場合は、「ベースコード+コンバージョンコード+カスタムイベントコード」の順番で設置

6.SmartNews Ads

・Pixelタグ

リターゲティングポイントとなるWebページの<head></head> タグの間

・コンバージョンタグ

トラッキングするページの<body></body>タグの間

7.docomo Ad Network

・リターゲティングタグ

ウェブサイトの全ページの<body></body> タグの間

・コンバージョンタグ

トラッキングするページの<body></body>タグの間

・ITP対応用タグ

広告クリック後のウェブページの<body></body>タグの間

8.AkaNe

・リターゲティングタグ

ウェブサイトの全ページの<body></body> タグの間

・コンバージョンタグ

トラッキングするページの<body></body>タグの間

9.Googleタグマネージャー

・scriptタグ

ウェブサイトの全ページの<head></head> タグの間
※なるべく上のほうが望ましい

・noscriptタグ

ウェブサイトの全ページの<body></body> タグの間
<body>の直後が望ましい

10.Google Analytics

・グローバル サイトタグ

ウェブサイトの全ページの<head></head> タグの間
※</head>ほうが望ましい

11.まとめ

各媒体によっても、タグの設置場所は若干異なりますので、設置する際はしっかりと確認する必要があります。

タグの設置作業を誤ると、正しい計測が行えない可能性があります。
また、直貼りの場合は設置する際に発行されたタグの形式から誤って追加でスペースや改行などを加えてしまうと、それだけでタグが反応しない場合があります。
タグをHTMLソースに直貼りする場合は、「設置場所」や「発行形式から編集しない」ことを心がけ、正しい計測を行える設定をしましょう!