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【Meta広告】Instagramアカウントの投稿を広告配信に使用する方法を解説

2023.04.03

Instagramアカウントにある「投稿を宣伝」という機能をご存じでしょうか?
これはInstagramの投稿を広告として出稿する機能の1つです。

実はこの機能はMetaの広告マネージャからでも使用することができます!

通常のMeta広告とは異なり、過去の投稿の中からインプレッションの高かった投稿を選んで広告出稿できるため、高いエンゲージメントが期待できます。

また、クリエイティブ作成の時間が削減されるなど、Instagramで投稿を宣伝するにはさまざまなメリットがあります。

今回は広告マネージャからInstagramの投稿を広告として出稿する方法をご紹介します。

1.Instagram「投稿の宣伝」とは

Instagramの「投稿の宣伝」とは、過去に投稿した内容を広告として利用する機能です。Instagramのアカウントをプロアカウント(ビジネスアカウント)へ切り替えることで利用が可能になります。

また、インスタの投稿を広告掲載する方法は全部で3パターンあります。

1.Instagramアプリ
最も手軽にInstagramでシェアしている投稿を宣伝できる方法。宣伝したい投稿を選択するだけで、広告が表示された人の数と、それに対してアクションを起こした人の数をトラッキングできる。
2.広告マネージャ
広告マネージャはFacebookにも使われている広告作成ツール。Instagramのキャンペーン、広告セット、広告すべてを1か所で設定、変更し、結果を確認できる。広告マネージャはデスクトップとモバイルのどちらからでも利用可能。
3.Instagramパートナー
広告作成の時間がない場合や支援が必要な場合にはInstagramパートナーの利用がオススメ。 広告の購入から素材の調達、配信まで、あらゆる面でサポートを受けられる。すべてのパートナーは、それぞれの専門分野で実績をあげ、Instagramによる認定を受けている。

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2.メリット・デメリット

では、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。以下、2つのメリットが挙げられます。

メリット
1.エンゲージメントの高い投稿を広告に使用することができる
実際にInstagramで反応の良かった投稿を広告に使用することができるので、一定数上の反応は得られることが期待できます。

ただし、ただエンゲージメントの高い投稿を広告に使用しただけでは広告効果を出すことは難しいため、注意が必要です。

2.クリエイティブ制作の時間が削減できる
投稿済みのものを広告に使用できるため、広告配信用に新たにクリエイティブを準備する必要がありません。そのため、広告で配信する投稿を決めた後はすぐに配信開始することが可能です。

続いて、デメリットの部分も紹介します。

デメリット
1.クリエイティブの追加ができない
投稿を宣伝の機能では、既存の投稿を広告に使用するため、メインテキスト・見出し・説明と言ったクリエイティブの追加が出来ない仕様になっております。

そのため、ただエンゲージメントが高かったからという理由で広告として出稿しただけではユーザーに上手く訴求がされず、効果が出ないといったケースもあります。

2.商品タグがついているリールの投稿は使用不可
投稿に商品タグがついているリールの投稿は広告で使用することが不可能になってしまいます。その他にも広告に使用するためにはいくつかのルールが存在するため、事前に確認が必要です。

3.広告マネージャからInstagramの投稿を出稿する方法

広告に使用する方法は全部で3パターンありますが、今回はその中でも広告マネージャから
広告を配信する方法を解説します。

1.まずは対象アカウントの「広告」から「作成」ボタンで広告を作成
以下のような画面に飛ぶので、ここから作業

2.「広告名」を入れたら「広告に表示する名前 」から対象とするFacebookページとInstagramアカウントをそれぞれ選択

ここで連携させることによって、Instagramアカウントで投稿している情報を広告マネージャと連携します。

3.続いて「広告の設定」から「既存の投稿を使用」を選択

4.その下「クリエイティブ」から「投稿を選択」で広告配信に使用する投稿を選択

5.「投稿を選択」を押すと連携したFacebook、Instagramの過去の投稿一覧が表示されるので、広告に使用したい投稿を選択

6.最後に「ボタンを選択」して「ウェブサイトURL(必須)」をそれぞれ追加したら「公開」

以上が配信までの流れになります。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

投稿を広告に使用することで、一定数以上のエンゲージメントが出ているものをそのまま広告として使用できるため、広告配信後も同等のエンゲージメントを獲得することが期待できます。
また、広告用のクリエイティブ制作の時間なども短縮できるため、運用効率の向上も期待できます。

ただし、投稿でエンゲージメントが良かったとしても、広告として必ずしも同様の効果が得られるとは限りません。

目的に合わせて投稿を選定し、広告として有効活用していきましょう。